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道具紹介
鉋(かんな)
木材の表面を平らになるように削り、材の厚みを調整する道具です。
仕上げの段階に応じて、荒仕上げ鉋寸4~寸6迄、中仕上げ鉋寸8が多い、仕上げ鉋の三種類を使い分けます。
また、使用する箇所に合せて平鉋、際鉋、面取鉋など色々な鉋の種類があります。
鑿(のみ)
木材どうしを結合する場合、ホゾとホゾ穴に加工をします。このホゾ穴を掘ったり、彫刻などの細工をするのに欠かせない道具です。
大きく分けて、柄頭を槌などで叩いて用いる「叩き鑿」と、手で突くなどして用いる「突き鑿」があります。
また、加工する穴の大きさによってさまざまな刃幅の鑿が必要になります。叩き鑿では10種類の大きさのものをセットにして使い分けます。
しらがき
しらがきは墨付けをする道具ですが、ホゾ穴を加工するときなどに、鉛筆より正確な墨付けをしたい場合に使います。
釘締め
釘の頭を完全に沈めたい時や、金槌が入りにくい場所や凹部分に釘を打つときに使います。
尻の先に釘抜がついた二徳釘締もあります。
鋸(のこぎり)
木材を切断する道具です。 鋸には縦挽きと横挽きがあります。
木材を繊維の方向に沿って切断するときには「縦挽き鋸」を使い、 繊維の方向と直角に切断するときには「横挽き鋸」を使います。
玄翁(げんのう)
玄翁は鉄の頭の部分と柄の部分でできています。
玄翁の頭の木口の一方は平面で、ノミを打ったり、クギを打ったりするときに使います。
もう一方は、丸面になっており、木殺し面とよばれ、クギを打ちしめるときに用います。
社長の道具コレクション
- 平鉋(仕上鉋:白樫)
- 平鉋(黒壇)
- 平鉋(赤樫)
- 平鉋(長台鉋:白樫)
- 五徳鉋(白樫)
- 鑿(十本組)
- 鑿(五本組)
- 木目造り追入鑿(八分)
- 鑿(箱は社長作)
- しらがき(千代鶴)
- 極薄導突鋸
- 細工鋸五本組
- 薬師寺再建用 白鳳型和釘
- 釘締め
- かるこ
社長のお父さんの道具
指物師をされていた社長のお父さんの道具です。
- 墨壷(源氏型)
- 鋸と道具箱